災害福祉支援へのご協力依頼

長野県精神保健福祉士協会の会員の皆様へ

台風19号による被災者の皆様には心よりお見舞い申し上げます。

被災者の皆様については、災福ネットをはじめとして様々な支援機関がすでに立ち上がり、支援を行ってきています。当協会においても、すでに登録された担当者が支援準備に入っています。

それとは別に、今回の台風による被災を受けた豊野地区にあります賛育会クリニックの事務長様より、関連した高齢者施設 特別養護老人ホーム豊野清風園、ケアハウス、リンゴの里、グループホームさんいくの家、介護医療院とよの、介護老人福祉施設ゆたかの の職員が正職員150名、パート50名が日々施設の復旧や、ご利用者の対応に力を尽くしておられますが、それらの職員さんたちも被災をしていたり、小さな子供さんを持っていたりする状況があり、そうした職員に対してのメンタルヘルス相談を心理の人たちとも合わせて当協会にもお願いできないものかと依頼が会長の夏目にありました。

公的に被害に関しては支援が入っているところでもありますが、支援者支援については非常に重要な項目であり、私達、精神保健福祉士がメンタルヘルスの支援の役割を取ることは当然のことと考えました。これらの当事者支援についてのニーズは、県精神保健福祉センターをはじめとして、災福ネットや、県、市社協へも地区からのニーズとして上げていき、その上で関わっていく必要はあると思います。ただ、それらの公式ルートからの指示のものに進めるには、あまりに事は重大であり、県精神保健福祉士協会が先頭に立って、必要な支援にかかわり始める準備を整えることが重要だと思います。

私達としては、「実際に私たちに依頼されたニーズに対して、具体的にこのようなマンパワーで、このようなボランティア活動を用意しているので活動を進めるにあたっては、ご指導や、連携をお願いしたい」という形で公的な支援組織へ話を上げたいと考えます。まず、そのためには、私たちの中でどれだけのマンパワーの準備ができるか皆様のご協力をお願いしたいと思います。例えば、「いついつ頃であれば、有給休暇を取って、相談支援、グループワークに参加することができます。」という皆さんのご都合をお寄せいただきたいと思います。

受付の事務担当は、諏訪湖畔病院の小口さんがまとめて受けてくれることになっています。集まった皆さんのご都合などの調整は、今後、夏目も含めて理事会事務局で対応していきます。皆様もお忙しいなかでしょうが、この災害に対する特に支援者支援の重要性について、長野県精神保健福祉士協会が当事者の皆様からの依頼に答えないわけにはいかないと考え、是非、細々ながらも支援を行っていきたいと願います。皆様のご協力をお願いします。

長野県精神保健福祉士協会 会長 夏目宏明

ご協力いただける方は<こちら>よりお知らせください。

お知らせいただいた方々には、改めて災害担当事務局よりご連絡を差し上げます。